「掲載プランを上げないと上位に出ないのか」——結論から言うと、一覧ページの並び順については、プランの影響が大きいのが実際です。ここで正面から戦うと、掲載費の消耗戦になります。
ただし、お客様が予約に至る経路は一覧の並び順だけではありません。プランを据え置いたまま増やせる露出面が、はっきり存在します。今回はそこを整理します。
まず「順位」の仕組みを分けて考える
ホットペッパー内の露出は、大きく3つに分かれます。
- 一覧の並び順:掲載プランの影響が大きい領域。ここは投資勝負になりやすい
- フリーワード・こだわり検索の結果:ユーザーが打ち込んだ言葉との一致度が効く領域
- スタイル・ブログなどの個別ページ:それ自体が入り口になり、Google検索からも入ってくる
プランを上げずに伸ばせるのは、後ろの2つです。ここに手を入れます。
打ち手①:検索される言葉を、店名とメニュー名に入れる
ユーザーは「エリア+悩み・メニュー」で検索します。ところが多くのサロンは、店名を屋号だけで登録しています。これでは言葉が一致しません。
- サロン名:
屋号+狙うワード(例:〇〇 | 縮毛矯正・髪質改善) - クーポン名・メニュー名にも、狙うワードを1つ入れる
- 提供できないメニューのワードは入れない(来店後のミスマッチになるため)
狙うワードの選び方
検索窓に「エリア名+ワード」を入れ、表示された掲載店舗数=競合数を見ます。目安は50件未満なら狙い目、100件超は激戦。競合が少なく、かつ自店が得意なワードから押さえます。
打ち手②:スタイル写真を「言葉」で登録する
スタイルページは、それ自体が検索の入り口です。写真の良し悪しだけでなく、スタイル名に入れる言葉が効きます。
ブリーチなしでも透明感カラー メンズ ウルフカット のように、なりたい状態+メニュー名で登録します。写真を用意できるスタイルだけに絞るのが鉄則です。
打ち手③:ブログのタイトルを設計する
見落とされがちですが、ブログのタイトルはHPB内検索とGoogle検索の両方の入り口になります。本文を頑張るより、まずタイトルです。
【〇〇市】面長さんに似合うウルフカットは?失敗しない頼み方【〇〇駅】ブリーチなしで透明感カラーにする方法
「エリア名 + 悩み + メニュー」を含んだ疑問形が基本形。まず10本分のタイトルを作り置きし、公開後にGoogleサーチコンソール(無料)で表示回数が付いたものを残していきます。
打ち手④:更新頻度を落とさない
スタイル・ブログの更新は、週2回以上を目安に。更新が止まった店は、露出面そのものが増えなくなります。逆に言えば、ここは掲載費ではなく手を動かせば勝てる領域です。
まとめ
並び順で消耗戦をするのではなく、フリーワード検索・スタイル・ブログという3つの入り口を設計する。これがプラン据え置きで露出を増やす現実的な方法です。まずは狙うワードを3〜5個決めるところから始めてください。